カウンセラー(トレーナー)への甘え
急遽書いたので文字だけで読みづらかったらすみません!
犬を介してたくさんの飼い主さんに出会うと、本当に様々な人がいるなぁ…と感じます。
一般的な犬ってこうですよ、と言うと「いや!うちは…」「いや!昔飼ってた犬は…」と素直に受け取れない人。
散歩は滅多に行かないけれど他の犬に吠えたりマーキングがひどいのでやめさせたいと言う人。散歩が犬にとってどれだけ大事か説明しても「できれば室内だけで飼いたいんですけどね…」。
ただお金さえ出せば何とかなると思ってる人。
どうもドッグトレーナーと言うと、犬をしつけてくれる人、魔法のように問題行動を直せる人というイメージを持っている人は少なくないようですが、何でもそんなに簡単にいくものではないですよというとそれでもトレーナーなのかと責められる。月に数千円で利用できるオンライン回答でアドバイスをもらっても上手くいかなくて何度も同じ質問をしているので、お金を出して直接トレーナーから指導を受ければ?と言うと心理カウンセラーの資格も持ってるのに温かみがない事を言うと言われる。
このような無茶で圧力をかけてくる飼い主さんだからこそ犬の行動でやきもきして「心底疲れた」などという事態になるのでしょう。
「自分だけは努力しなくても解決できる。周りが自分に良いことを起こしてくれる。」と考えているようです。
こういう人に「改善するためには●●してみてください。」というと、それがいかに実行不可能か語り出します。「じゃあこれは」と言うと、不可能です!とここは自信ありげに断言します。
このような人たちにどんな対策を与えても、結局は色々言って実行されません。
まさに交流分析でいう「はいでもねゲーム」です。
自分が苦労するのが嫌なのでしょう。だからもっと楽に手っ取り早く解決する方法があるのだと錯覚しているのです。
ドッグトレーナー、心理カウンセラーは甘え(依存)という温かみを与える存在ではありません。
悩みは人生の宿題、答えは相談者の中にある。
冷たくもなく、依存(温かみ)もなくニュートラルにその人の心に寄り添うのはなんと難しいことかと改めて思います。
…とふと気づくと、このような出来事があった直前に「心時代の夜明け(衛藤信之箸)」を読んで付箋を付けていたところに全く同じことが書いてあったわ。自分を直視する努力、だそうです。
シンクロすぎて恐ろしいよ!