普段の様子が大事(*・ゝ・)

OPDESチームテストのチャレンジが続きます。

Aセクションを無事に終え、続くはBセクション。こちらは10チーム程が一緒に受けます。

オプデスチームテストは「社会化テスト」なので、ヒールウォーク(横について歩く)や待て、呼び戻しなどの基本項目を練習しているかどうか試すAセクションと、普段起こりそうなシチュエーションできちんと犬の社会化をされているかを見られるBセクションがあります。

形を整えることも大事だけど、「形」ばっかりじゃなく、ノーマルな普段の状態も犬から過度なストレスを取り除く努力をしておかなければならないよって事だと思います。

例えば他人から手を出されたときの態度や、係留された状態で飼い主が見えないところに行ってしまったときの態度などを確認されます。会場によってやることが異なるようで、他にもトリミング台に乗せられて触られたときの反応を見られたり飼い主がテーブルで食事中のときの態度を見られたりすることもあるようです。

ずばり「社会化テスト」なので、これらの状況で極端に取り乱したり、人や犬に過度に攻撃的になったりしないか、きちんと社会化されているかどうかを確認されます。

うちの犬、人に手を出されると怒っちゃうかも…、という人でも大丈夫(?)!予め「人が苦手です」と宣言すると、苦手用の基準で審査してもらえるようです(あまりにも攻撃的だと×だと思いますが)。逆に宣言せずに、手を出された時に不穏なアクションを取ってしまうと「信頼できない」判定になります。Bセクションは点数制ではなく、信頼できるorできない、で判定されますの(´ω` )審査員も咬まれたくはないだろうしね。

審査員と軽く挨拶した後、

審査員「触ってもいいですか?」

私「はい、どうぞ。」

で審査員が犬に手を出します。触るといっても思いっきり撫で回すわけではなく、手のにおいをかがせて軽く首の下辺りを触られる程度です。ここは安心。嫌がるどころかロダは喜んでいます笑。

でも犬によってはここが最難関のチームもいるはず…!人への社会化が不十分だと、知らない人から手を出されたときに吠えたり唸ったり咬みついたりしてしまう可能性があります。

オプデスは雑種でも出場できますし(競技会によっては純血種限定のものもあります)、もちろん保護犬でも出場可能です。以前知り合いが、保護犬のチワワで出場していましたが、やはりここが難関ポイントになっていました。普段から知らない人から手を出されてオヤツをもらうように練習を重ねて、見事合格していましたよ。大変な練習だ…。頭が下がる思いです( ;∀;)

その後はみんなで一列になって、会場を散歩します。アジリティの大会もやってますから、周りにはたくさんの犬、人がいます。その中で吠えまくったりすることなく「普通に」歩くことができるかを確認されます。そして杭のあるところに到着すると、係留して、自由な形でマテをさせて、飼い主は犬から見えない場所に移動します。

しばらく時間をおいて…、

犬の元へ戻ります。ちょっとロダが心配な部分でしたが、大きな問題なくクリア。(ちょっと私にベッタリすぎるところがあるので…かわいいんだけど笑)

全体判定も「信頼できる」をもらって、無事オプデスチームテスト2の合格が決まりました。

こういう競技会に出ると、普段の生活ではぼんやりと曖昧にしていたことが、どうすれば犬に○○を教えられるかと真剣に考えるようになるので自分自身のスキルアップに繋がります。

そして本番当日は、思いもよらない愛犬の行動を目の当たりにして「ああ、こういうときこんなことするんだ」と、愛犬の知らなかった一面を知ることができるのです…!なんてすばらしい!

非日常の刺激の中で、「うちの愛犬はこんなもんだ」と知ったつもりになっている飼い主の目を覚まさせてくれるのです!Σ(×_×;)!

まだまだ、永久資格を取るためには練習を続けなければなりません!!

今回は練習段階からずいぶん長いこと引張りましたが笑、無事に合格できてヨカッタヨカッタ。

※表彰台でぱしゃり★

秋ヶ瀬公園 OPDES コイケルホンディエ

注)何も1番になっていません笑

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