【お手入れ③】子犬の頃にボディタッチの練習をしよう!

生後2,3ヶ月の子犬を迎えると、トイレの失敗やじゃれて嚙んでくることが気になったりと、目の前にある問題にばかり目が行ってしまいがちです。

この頃から意識してトレーニングして欲しいことはこちらにも書きましたが、飼い主さんにはぜひボディタッチの練習を日々取り入れてほしいんですね(‘ω’)

足ふき、ブラッシング、耳掃除、爪切り、歯磨き等、グルーミングと言われるお手入れは、日々の生活に欠かせないものになりますが、犬にもあんまり触ってほしくない場所があります。

一般的に犬が触られるのが苦手なヶ所としては、こんなところ↓

足先…敏感なトコロ!

腰回り…意外と苦手な子が多い!

口の中…野性下で誰かに触られることが無い!

こういう部位を触るトレーニングを特に念入りにしていてほしいところです(^^)

大事なのは触られることに良いイメージをつけることです。

ごほうびを使いながら何度も何度もタッチする練習をします。

グルーミングすることを意識しつつ、

最初は軽くタッチすることから始めて、徐々に触る具合を上げていきます。

苦手な箇所があったら、時間と日数をかけてじっくりと取り組みましょう。

絶対にNGなのは嫌がっているのに無理矢理触ること。その箇所を触られることにネガティブな印象になって、より一層触られたくなくなります。

こうやってごほうびと日数をかけてボディタッチの練習から初めて、徐々にグルーミングの道具が体に触れることに慣れるという練習に移行していきます。

さて、ここで問題が出てきます( ;∀;)

グルーミングや診察をする場面では、どうしてもその箇所を固定したり、体全体を動かないように固定する必要が出てきます。

そうなんです。まずその固定に慣れてくれないと話になりません( ;∀;)

2,3ヶ月の子犬の時は固定するのが楽でも、大きくなってくるとそうもいかなくなってきます。

犬側も固定されるのに慣れる練習+飼い主側もしっかりと犬の体を固定する練習をしていく必要があります。

むしろボディタッチよりこの練習の方が先かな(;・∀・)

体を固定されても落ち着いていられるようになったら、部位に触る練習…という流れになります。

この固定する練習…結構難しいんですよ(^^;

次回はそのお話!

調布市の女性ドッグトレーナー・出張ドッグトレーニング inucco(いぬっこ)

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