【お手入れ①】子犬の頃からスタートしよう!

子犬を迎えたら社会化トレーニングに力を入れて、メンタルキャパシティを大きく育てましょう!

…と、最近何度も何度も語ってきましたが(^^;

社会化は主にお外でのトレーニングがメインでして、家族以外の人や知らない環境に積極的に接触して、人や環境へのメンタルキャパシティを伸ばしてあげる必要があります。

そして、もう一つとても大事なキャパシティの分野があります。何だと思いますか(‘ω’)?

それは、

体のあちこちに触られることを慣れること。

このキャパシティを広げてあげることが、ブラッシング・足ふき・爪切り・耳掃除・歯磨き等のグルーミングの練習のベースになります。これがスムーズにできる子に育つと、とても飼いやすい子になりますよ(^^)

飼い主さんの扱いやすさはもちろん、トリミングサロンや病院での診察もスムーズになります。

「スムーズなる」ということは、犬が診察を嫌がらない=診察時に犬が感じるストレスを軽減できる、ということになります。

診察やトリミング時に毎回毎回強いストレスを感じるよりは、少しでも許容してくれる心のスペースがあった方が、犬も生きやすい、ということですね(^^)

嫌がるだけならまだしも、サロンや病院の人を咬んで攻撃してしまった…、どうにもこうにも攻撃が手に負えない…ということになると、最悪サロンや病院から利用をお断りされてしまうケースもあります。

そして家でも、飼い主さんがお手入れをしようとする度に、流血事件になるほど強いストレスと、「攻撃すれば嫌な事が避けられる」という学習をしてしまうと、飼い主さんも手に負えなくなります。

そうすると、一緒に暮らしているのが辛くなりますよね。

野生で生きていたり、昔ながらの庭につないだ外飼いで犬を飼い、病院に連れて行く発想の無い時代とは異なりますから、お手入れも診察も、家庭犬(ペット)として暮らしていくにはどうしても避けられない行為になります。

だから子犬の頃から、体に触られる事に慣らし、それからグルーミングの練習(飼い主さんの練習も!)していく必要があるのです(‘ω’)

次回、子犬を飼い出した人が陥りやすい勘違いと、ボディータッチの練習についてお話しします!

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