【お手入れ⑤】意味のないものを楽しいことに変換する!

犬や猫にとって、ブラッシングだの、爪切りだの、歯磨きだの、シャンプーだの…グルーミングは意味が分からない行為です(^^;

動物病院でチクッと注射されることも、飼い主さんと離れ離れにされるのも、口の中を開けられるのも、なんか横に倒されてレントゲンとられるのも、全くもって意味不明!

いみふ!

ストレスでしかない!

動物の世界でこんなことしたり、されたりすることって無いからですね。

そして昔、ペットとして飼っている動物にこんな↑ことする必要も、発想もない時代もありました。

けど今は違いますね。

健康管理のためのグルーミングも、予防のための診察も、治療を受けることも、動物にとっては意味不明だとしても、必要な、大事な作業になっています。

そして動物側は、いみふ!だから怖いし、嫌だと思うし、あまり進んでやりたいことではありません。グルーミングが大好き、動物病院に行くの喜ぶ、という子も中にはいますが、基本的にはネガティブに感じる子の方が圧倒的です。

だからお手入れの練習では、恐怖の少ない子犬の頃から、ボディタッチやグルーミングの練習をしながらポジティブなイメージに変換させてあげることが重要になります!

犬が本能的に喜ぶことをご褒美にして練習する。

それは食べ物でもOKだし、狩猟欲を満たすようなおもちゃ遊びでもOKです。

まずはボディタッチから。足先にタッチしておやつ、口周りにタッチしておやつ…と繰り返し練習していきます。

グルーミングの道具が登場したら、いきなり爪をバチン!と切ったり、口の中に歯ブラシを突っ込んでワシャワシャ磨いたりしないでくださいね(;’∀’)

まずは道具が体に触れる練習から。タッチしておやつ…を繰り返します。

ここでジタバタすることもあるでしょう。注意点はジタバタしている最中にご褒美をあげないこと。

ドッグトレーニングはタイミング命です。叱るも褒めるもタイミングが大事。

落ち着いている状態でご褒美をあげてください。

タイミングをミスると、間違った学習をしてしまい、上手く練習ができなくなる可能性があります

練習してたのに嫌がって上手くできない、

もう既に成犬で完全に嫌がる…

などは、練習の仕方、道具の扱い方、ご褒美のタイミングなどに原因があります。

スモールステップが大事なのですが、時には3歩進んで2歩下がるときもあります。このステップの幅は、犬がどれだけ嫌がるか反応を見ながら調整していかなければなりません。

この子に合わせて判断するものなので、なかなか文章だけで説明できないものになります。

飼い主さんにはレッスンで、その感覚を体感しながら習得していってもらいます。

飼い主さん自身ができるようにならないと意味がないですからね(‘ω’)

調布市の女性ドッグトレーナー・出張ドッグトレーニング inucco(いぬっこ)

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