柴犬の世界(*´х`*)
前回外飼いと室内飼いの違いについて書いた中で「柴犬」の話が出たので、
今回は柴犬特集を(*´`*)
昔から柴犬は人気の犬種ですが、昨年辺りからさらに人気が高まっています。
ここ半年~1年の間で柴犬の相談が多くなったと実感しています。
Youtubeの動画で人気者になった柴犬がいたからでしょうかね~。
柴犬だけではないですが、
日本は「より小さな犬」を求める傾向があるので、
豆柴を飼いたいという声もよく聞きます。
豆柴、タイニープードル、ティーカッププードルなどの言い方をしますが、
これらは犬種として認められているものではありません。
豆柴は柴犬、タイニープードルもティーカッププードルも正式な犬種はトイプードル、ということになります。
なので体重 ○kg以下などの区切りも決まっていないですし、
両親犬が小さめの柴犬だからといって必ずしも子供も小さくなる訳ではありません。
人間の親子兄弟でも、両親共身長が高いのに子供はそんなに高身長ではない(またはその逆)とか、同じ両親から生まれた兄弟でも身長差や体格差があったりすると思います。
普通の柴犬は9kg前後ですかね〜。
毛色は…
赤。最も良く見る柴犬の毛色です。
黒。黒柴と言いますね。麻呂のような斑点が特徴です。
胡麻、黒胡麻、赤胡麻…など。珍しい毛色です。
まれに白い柴犬が生まれるようですが、正式な毛色には認められていないそうです。
和犬の特徴として立耳とくるっと巻き上がった尻尾が特徴です。
犬種図鑑などで柴犬の性格としてよく見かけるのが、
「飼い主に忠実で忍耐強い」と書かれています。
これをわかりやすく噛み砕くと…。
飼い主に忠実→警戒心が強い(家族以外の他人、他犬に吠える 、唸る、咬むなどがでやすいということ)
忍耐強い→頑固(「これはやめてね」「これはこうしてね」とお願い(トレーニング)しても、すんなりと首を縦に振ってくれない^^;)
もちろんこれが長所になる時もあるんですヨ(^_^;)
ただ「飼い主に忠実で忍耐強い」という言い方だけだと、
一般の飼い主さんは具体的なイメージがつかないことが多く、
「思っていたより◎(⌒▽⌒)」だといいんですが、
「思っていたのと違う…(´・ω・`)」となってしまうことが多くあります。
また、前回お伝えした通り、(室内飼いと外飼いの違い)
柴犬は首周り、足先、おしり周り、口周りなど、全体的にボディタッチされることを嫌がる子が多いです。
なぜ和犬がその様な傾向にあるかと言うと…、
欧米では狩猟や牧羊、害獣駆除など生活の様々な 場面で犬を使ってきました。
生活に密着している分、扱いやすい犬(指示を素直にきく、指示を聞きやすい、どこを触られても抵抗がない…などなど)や、
それぞれの仕事に適した特徴(動くものを追いかける、獲物に怖がらず吠え立てる、銃の音を怖がらない…などなど)が優秀な犬とされ、何世代にも渡って選択繁殖され、その犬種に必要な特徴が強化されて今の犬種になりました。
日本でも和犬を狩猟のお供として使う文化は今もありますが、
欧米と比べるとごくごく一部でしかありません。
選択繁殖も欧米ほど熱心に盛んに行われなかったため、大昔の柴犬の特徴と今の柴犬の特徴にそれ程大きな違いはないと言われています(全く無いわけではないと思いますよ)。
そのため、欧米人からみると柴犬 を含む「和犬」は、原始的な特徴を色濃く残している犬と考えられ、
犬種のグループ分けでは「プリミティブドッグ(原始的な犬)」に分類されます。(犬の分類)
和犬に対して洋犬は、人に自らコンタクトを取る事を好み、何か困ったことがあると人に助けを求める傾向があると言われています。甘えんぼさんですね(*´ 艸`)
柴犬は困ったことがあると、「じゃ、もういいっすわ…。」と諦めることが多いという実験結果もでています。(;´Д`A “
あ、柴犬だって飼い主さんに甘えることもあると思いますよ!あくまで傾向の話です。
でも、「犬を飼ったらお膝の上でなでなで、いーこいーこしたい!」、という人には不向きな犬種かもしれません。
そのような飼い方をしたい方は、愛玩犬に分類される犬種を選んだ方が無難でしょう。
猟犬として活躍する犬ですから、運動量も結構多く必要です。
興奮しやすい子も多く、そこそこ大きさもありますので、飼い主さんがきちんとした扱い方を身につけないと手に負えなくなってしまうことも。。(小型犬だったら、力でなんとかなることも多いんですがね。)
また、柴犬の特徴として抜け毛が多い。
毛が二層構造になっていて、悪天候や気候の変化に耐えられるようになっています。
これまたビックリするぐらい抜けるΣ(゚ロ゚;)!!
換毛気になれば、お尻の辺りに抜け毛がごそっと!もそっと!
…すごいです。
室内飼いの場合は、掃除機をかける頻度が大幅up!
コロコロの出番も大幅up!
しますので覚悟が必要です笑。
この抜け毛の多さも、知らずに飼ってとても嫌がる飼い主さんも多いです。。
前回とも共通しますが、この抜け毛は外飼いでは全く気にならないと思います(´ε`;)
そして抜け毛が多いということは、まめにブラッシングをして毛を取ったりしてあげたい訳ですね〜。
あれ?
でも体へのタッチ苦手じゃなかったけ〜?
…と、また柴犬の難しいところでございます(´・ω・`;A)
状況が変われば、問題が問題じゃなくなるし、その逆も然り。
警戒心が強い事も、番犬として飼うなら最適でしょう。
でもそうじゃ無い場合はどうでしょうねぇ。
柴犬は人や犬などに神経質な分、
子犬から飼う場合は、特に社会化が大事になってきます。
人や犬に良いイメージを持たせることと、
体のずみずみを触る事に良いイメージを持つと、
飼いやすい子に育ってくれるでしょう(´^ω^`)
柴犬かわいいもんね。
育て方がわかんない〜
どうしていいかわかんない〜
という方はご相談下さい♪
インターネットやしつけ本には書いていない方法をお教えしますヨ♫
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