ハチ公の再会シーン

東大に行ってきました( ̄¨ ̄)

…というのも、前回触れたアニマルウェルフェアサミットは東大の教室で行われていたから、という理由なんですが(^▽^;) 

東大の敷地内に近年建てられて話題になった銅像がありました。

「上野英三郎博士とハチ公」の再会の様子。

上野英三郎博士とハチ公

渋谷で待ち続けたハチ公がご主人と再会するシーンを像にしたそうで、建てられた時にニュースにもなったそうなんですが全然知らず…ε-(;-ω-`A)2015年に建てられたそうです。渋谷駅まで大学教授の上野博士の送り迎えを毎日行っていたハチ公と、帰ってきた上野博士との駅での再会シーンを再現したものです。上野博士が急死してからも、渋谷駅に通い続けたハチを忠犬としてハチ公像が建てられた訳ですね。渋谷駅のは柴犬サイズの小さな像ですが、こちらの像は秋田犬らしい大きさで作られてますね。

私はこの像を見てふと、疑問に思ったことがありました。(´・ω・`)?

「このハチ、飛びついてるぞ…」

一般的な犬のしつけの常識では、「犬が飛びつくのは人を下に見ているから」「ナメられている証拠」等の理由で禁止することが普通です。これらの理由を信じているトレーナー、訓練士も多く、飼い主さんもまた「そうなんでしょ?」と思い込んでいる人が多いです。飛びつきは止めさせるべき、飛びつくのは悪い犬、飛びつかないのはいい犬…たーーくさん聞こえてきます。

でも、あれ…?

ハチ公飛びついてるじゃん!!!!Σ(`□´/)/

この像を作った人々が「東大ハチ公物語~ハチ公と上野英三郎博士の像を東大に作る会~」というサイトの中でこのシーンをこのように説明していました。東大ハチ公物語

『私たちが東大に作る像は、上野博士が迎えに来たハチ公といつもそうしていたように、ハチ公が博士に飛びついてスキンシップをしている、大喜びの愛情あふれる姿です。人と犬との素晴らしい関係を象徴する像です。』

ん…?

人と犬との素晴らしい関係を象徴するシーンであることは間違いないですね、私もそう思う!

どうして誰も「ハチ公が上野博士に飛びついているなんて!自分がリーダーだと思っているから良くない!!!」って言わないのでしょう??クレーム大国nipponなのに。。それとも知らないだけで世間のドッグトレーナー、訓練士からクレームがあったのでしょうか。

ハチ公物語のような美談になると飛びつく犬も良い犬になるのですかね!

このシーンが銅像に採用されたこと、これをみて大量のクレームが届かないこと(たぶん)、そして今もまだこの像が有ること。これらを考えると、飛びつきを「愛情あふれる姿」として普通に受け入れる人が意外と多いんだなぁと思いました。しかし、それがことペットの犬(ハチ公もそうなんですが)、特に自分の飼い出した犬となると受け入れられなくなっちゃうんですねぇ。飛びつくのはお行儀が悪い、ナメられているなどの他所からの知識で頭がいっぱいになってしまうと愛犬の「愛情溢れる姿」を受け取れなくなってしまいますね。なんてもったいない!

(飛びつ…いやいや、しがみついてるだけ笑

コイケルホンディエ わんわんフィットネス

人と犬との素晴らしい関係を象徴する像のように、ありのままを受け止められると今以上に愛犬の事が大好きになれます!

 

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