犬の自然な行動…?(-ω- ?)

前回はアニマルウェルフェアの「5つの自由」について書きました→アニマルウェルフェア

 

「5つの自由」

1、飢えと乾きからの解放

2、肉体的苦痛と不快からの解放

3、外傷や疾病からの解放

4、恐怖や不安からの解放

5、正常な行動を表現する自由

 

 

 

4までは前回触れました(・∀・)

では5の「正常な行動」って何でしょうか。

犬の正常な行動…

具体的に挙げられますか?

これを理解するためにアニマルウェルフェアの大事な三要素をご紹介します。

 

三要素その1,健康と体の機能

ケガ、病気の無い暮らし、エサ、水、寝床。

ほとんどが文字通りです。十分な食べ物や新鮮な水が飲める環境、けがや病気をしたら最低限の治療を受けられる、ということです。

注目なのは「寝床」です(`・ω・´)

犬もクッションの上でホリホリしてくるくるっと回って寝床に落ち着きますね。

コイケルホンディエ

人間が温かくてやわらかい布団を求めるのと同様、快適な寝床を好むのは動物の自然な欲求であるっていうことです!

時には冷たくて固い床の上で寝ることを選択する事もありますが、犬も他の動物もクッションや藁など心地の良い寝床を用意してあげることは必要ですね(´ー`*)

その上でどこで寝るかを選択するのは動物の自由、という訳です。

 

 

三要素その2,感受性

痛みと苦悩の回避、ポジティブ感情の経験。

ポジティブ感情とは、楽しいとか、喜ぶ、ということですね。少し難しいですが「嫌がっていない、辛そうじゃないから大丈夫」ということではないのです。

なぜなら、心理的な苦しみが現れるのには時間がかかることもあるからです(人間もそうですね)。

特に動物は弱いところを見せると生死に関わるため我慢してしまう傾向があります。体に表れた時、目に見えて様子がおかしい時には遅いということもあり得ます。

なので、「痛みや苦悩」を回避する必要があると考えられています。

 

動物たちの表現(ボディランゲージ)は人間がすぐに読み取れるものもあれば、中々伝わらないこともあります。

犬の表情一つとっても、パッと見て楽しそうに見えると感じる表情をしている事もありますが、口角や耳や舌を使った表現では実は苦しい表情であったり、嫌だなという感情を表現していたりもします。

また人間が何も感じていないと解釈していても、動物たちにとってはとてもポジティブな感情を感じていることもあるのです。

 

だからこそ、アニマルウェルフェアを考える上で、動物の「自然な行動」を人間が知る必要があるのです。

子豚

 

 

三要素その3,自然な生活

体の動き:制限されない。

社会性行動:表現できる事。

探索:興味を持った事に対して探索させる事。

 

全てを制限なく、自由に…というのは難しいかもしれません。

ですが、人間の目線でしか見ることができないと、人間がやりたいこと(やらせたいこと)と人間の都合によって、動物の行動が制限されている事が多く見られます。

 

例えば、犬は鼻を使って情報を得る動物です。

犬が地面を歩くことなくカートに乗せられるだけの散歩しかしていないと気になるものが見えたり、気になるにおいが漂って来たときに「あれは何だろう?」と確認できないことになります。

犬は目はあまり使わないと言われていますが、全く見えないわけではないので、やはり物体が見えて興味を持つこともあるのです。

 

また、歩いていたとしてもリードをコントロールして(人が引張って)嗅がせないことも探索ができないことになります。

これらのような場合、アニマルウェルフェア上は興味を持ったものを鼻で確認できない事が苦悩に繋がる、と考えられています。

 

「アイコンタクト」と称してひたすら顔を上げながら散歩するのは、身体の運動にはなっても、脳は満足していないことになりますね~。汚い場所もあるので場合によっては嗅がせないこともたくさんあるとは思いますが…。

 

 

 

 

これらがアニマルウェルフェアの大事な三要素です。

犬の「正常な行動」をもう一度考えてみてください。

 

犬の自然な行動…

 

吠える、においをかぐ、走る、マーキングをする、寝る、食べる、舐めるなど…。

 

しつけと称して、人間の都合だけで制限しずぎている事ありませんか?

 

(特に子犬の頃から制限すると)制限すればその行動はしなくなるかもしれませんが、欲求がなくなっている訳ではないのです。

 

犬や家畜、展示動物(動物園の動物等)には完全な自由がありません。人間に制限された環境で生きています。

 

人間の考え方次第で動物の行動が変わります。

 

完全な自由を与えられない、どうせ殺されて食肉になるんだから、という考えではなく、

 

例えそのような運命でも生きている間にいかにその動物らしく生き生きと一生を送れるか考えてあげよう!っていうのがアニマルウェルフェアの考えです(o・д・)

 

犬との暮らしを考える上でももちろんですが、日本の家畜、動物園の動物の環境もアニマルウェルフェアが考慮されたものばかりではありません。

スーパーで売られている肉や卵がどのような環境で育てられていた動物なのか配慮することも必要なのかもしれません。

ニワトリ 卵

 

 

何にせよ、「犬のしつけ」もアニマルウェルフェアをきちんと理解して行いたいものです。

 

調布市の女性ドッグトレーナー・出張ドッグトレーニング inucco(いぬっこ)

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